【舞台鑑賞】12人の怒れる人たち

こんにちは。

あさまなブログです。

週末に友人の誘いで舞台を観に行ってきました。
とっても面白くて、改めて原作を観たくなったので感想を簡単にご紹介します。

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今回私が観てきたのは「12人の怒れる人たち」です。

Alexandrite Stage 舞台 12人の怒れる人たち | Confetti [チケット情報満載]
※公演期間は終了いたしました。

原作は12人の怒れる男です。

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また、同作品をモチーフにして三谷幸喜さん脚本の12人の優しい日本人という映画もあり、こちらも面白いです。

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横道にそれてしまいましたが、「12人の怒れる人たち」の概要はこちらです。

 

1人の被害者、1人の被疑者、多数の目撃者。
12人の陪審員が集められ審議が始まる。
事件は、すぐに判決が下るはずだった。
1人の陪審員が異議を唱えるまでは…
全編生演奏で奏でる悲壮の音色が
物語をより立体的に鮮やかに彩る。
密室の中で12人が導き出す結末とは?

参照:

https://stage.corich.jp/stage/96037

概要でも述べられていますが、演奏や舞台づくりから物語のテーマが立体的に伝わってきて迫力満点!

パンフレットも細かいつくりで、役者さん1人1人の役どころが解説されていました。

解説文の中に「最近先入観が覆されたことはありますか?」という質問がありました。

物語全体が「先入観」をテーマに進んでいる印象でした。

劣悪な環境で育てられてきた被疑者に対しての先入観、陪審員同士で持っている先入観、そして何より物語を鑑賞していた私自身が持っていた先入観。

すっきりするというより、考えさせられるなんとも言えない後味の残る内容でした。

個人的には、作品がこの「考えさせる」というところを落としどころにしたかったのかなと勝手に思ってます(笑)

役どころは全然違うのに、役者さんたちが物語の終結に向けてまとまって動いていくような感覚を生で感じられたのは、舞台で観るからこその魅力だなと思いました。

「12人の怒れる~」は、調べてみると舞台の題材としてよく取り入れられているそうです。

人間ドラマが好きな方はぜひ本作品を、映画や舞台でお楽しみください。

では。